ご飯をいただいたんですけど困りました 今日は三重県の四日市というところに、パソコンの修理に行ってきました。かなり困っていたらしくて、まるまが修理すると、いたく感激してもらって、帰りには食事をいただくことになったのです。
まあ、いちおうベジタリアンであるということは知っていたので
「まるまさんって、肉・魚ダメなんですね。あの、うどんを作りますので、食べてく
ださい」
と、よばれることになったのです。「あ、それから助六寿司ならいいでしょ。こちらも出しますので、食べていってくださいね」
とまあ、たくさんの夕食をいただくことになりました。ところが出てきたうどんを見ると、上にはなんと
「かまぼこが乗ってるぢゃあないか!」
もちろんベジタリアンかまぼこではありません。れっきとした、正真正銘のお魚さんから作ったかまぼこです。
当然、「これは食べられません」なんて言うわけがありません。お箸で避けながら食べました。ところがところが、うどんのダシ汁、どう考えてもカツオダシ臭いんですな。う〜ん、なんども舌の奥で確かめてみたんだけど、間違いありません。カツオです、カツオ。
もちろん、「カツオだしを使ってますな」なんて言うわけがありません。好意で出していただいたお食事ですから。
できるだけ汁をポタポタとお椀の中に垂らして、透き通ったうどんにしてから食べ
ました。ところがところがところが、助六寿司。いなり寿司の方は良かったんですけど、巻き寿司の方ですね。『でんぶ』っていうんでしたっけ、赤いチラチラとした細かい粉が入っているんです。ホラ、甘い味のするヤツですよ。あれって、お魚さんから作ったんでしょ。
たしかに、魚っぽい味がしました。
もちろん、「この巻き寿司の赤いヤツは食べられないんですよ」なんて言うわけがありません。
できるだけ舌で味あわないようにして、お茶で流し込みました。う〜ん、「こんなに食べ物を嫌がるまるまって、ある意味、わがままなのかなあ」なんて、なんだか食べながら考えてました。
そうそう、
「まるまさん、レンコンは食べられるよね」
なんて言って、出してくれたレンコンの煮物には、シッカリとたくさんのカツオブシがまとわりついていました。
「昆布巻きはだいじょうぶだよね」
って出された昆布巻きの中を覗いてみると、魚と目が合いました。
「いや、さっき食べてきたばっかりなので、そんなにたくさんはいいですよ(笑いながら)」
て言って、丁重に食べませんでした。お餅の乗っているうどんで、ホントうれしかったんですけど、ちょっぴり困った一日でした。はい。
当然、帰りの自動車の中では気持ち悪かったです。今日食べてしまったかも知れないお魚さん、ごめんなさい。家に帰ると、いなり寿司が食卓に置いてありました。そして夕ご飯。
「まるま〜、ごはんだよ〜」
あったかいうどんでした。2001年1月7日