タケ(神人)さんライブと絶品「阿じろ」弁当 (下巻)

 ご飯を食べ終えて、タケさんの演奏が始まるまでしばらく休憩です。でも、ここで問題発生。さっき食べた生麩のちまきに入ってた小豆がですね、奥歯の、こう、なん ていうのか外側の部分にカパっとハマってしまったんです。
 で、舌でモゴモゴしてたんだけど、全然取れへん。取れへんばかりか、どんどんう まい具合に歯にくっついていって、歯の一部になっていってしまったんです。プチパ ニック。 「お茶を飲んでゆすいでみよう」と思って、飲んではゴロゴロ、飲んではゴロゴロし てみたんだけど、いっこうに取れん。
 まぁ、「はじめから歯の一部だったと思うことにしよう」と、コンサートの間はずっと舌で触っていたんですけど、さっきのお茶を飲みすぎて、今度はコンサート中に トイレに行きたくなってしまってジタバタ。

 さっきも説明したように、町屋のトイレって奥のふすまをあけて、ズズズンっと進 んでいくところにあるんですね。ということは、コンサート中にみんなの前を横切らなければならないわけで、これはみんなに「私はコンサート中にトイレに行くという 暴挙を犯した愚か者です」と宣言しながら行くみたいなものでして、途中の休憩までは我慢の子でした。

 タケさんの歌、本当に感動しますよ。歌って、いろんなつくり方があるんだろうけ ど、私が感じたタケさんの音楽って「心で感じた震動を人為的な変換をせずに音楽に 表現した」って感じかな。だから感動するんだろーなぁ。
 そして、タケ(神人)さんという媒体を通して、音楽とビーガンが密接に融合して るんです。CDのタイトル曲である「地球」はまさしくそれでして、生きとしいける すべてのモノが地球にあって、すべてが生きることを喜んで、互いに喜び合っている。その、言葉にできないすごい密接なところが見事に歌われています。

 「弥光庵」ってご存知ですか?これまた、京都の有名な精進料理屋さんなんですけ ど、そこの女将さんが沖縄の三味線や縦笛、鈴などを使って演奏してました。へぇ、 すごい。なんでもできるんだなーっていう思いと、京都のベジな人たちのつながりを すごく感じました。
 同じく、カフェピースの人も見に来てらしたり。
 「弥光庵」っていえば、私はなんといっても卵焼き。あの、ベジだしで作っただし 巻き卵は、私の中で伝説になってます。卵NGの人もだいじょうぶだいじょうぶ。諸 行無常カレーだったかな、っていうのがあって、これがおいしいらしいんですけど、 こっちはネギ・にんにくが入ってるのでまるまはNGなんですけど。

 あ、そうそう。伊勢に喜心っていう、ベジ料理屋があるんですね。その喜心の方も、駆けつけてみえまして。それで、な、な、なんと、タケさん、「喜心」っていう題名の歌を歌ってました。これまたビックリ。
 京都って底冷えしますよね。まるまは、10月初めから6月終わりくらいまでコタ ツでぬくぬくするくらい、寒いのが苦手でして、演奏中は寒くなってきて、鼻をグシ ュグシュし始めてしまいました。
 なので、休憩を挟んだあと、念願のトイレにまっしぐらして、ストーブの前に陣取ったのでした。
 まさしく、あっという間の一時間半。タケさんは汗びっしょり。ホントーにお疲れ様でした。そして感動をありがとうです。
 なんか、一個のことを成し遂げる人って、やっぱ尊敬するなぁ。まるまって、ああ いうことってなんもできん。と、自分のことを反省しきりだったりしました。ありが とうです。

戻る