台湾の場合(まるま軟禁編)
外国のベジタリアン
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 台湾はベジタリアン天国です。街中を歩いていると、10分に1軒は必ずと言って良いほど、ベジタリアンの店を見つけることができるほどです。ベジタリアン料理のことを台湾では『素食』と言います。だから、大きな看板で『素食』と書いてあるので、すごく分かりやすい。

 では、戻って行きの飛行機のところから。

〇キャセイパシフィックでいく「台湾2泊3日の旅」

 今回はキャセイパシフィック航空という飛行機を使いました。香港に拠点のある、大きな飛行機会社です。

 それで、チェックインの時に「あのお、ベジタリアンで注文していると思うんですけど・・・」と言うと、「いえ、そのですけどねえ」というと、カウンタの人が「ああ、そうですか。でも旅行会社の人って、結構忘れやすいのですよ。次回からは、直接キャセイの方に電話してください。24時間前までなら行けますから。いちおう、できるかどうか、問い合わせてみますので。

 それで、どのようなベジタリアンなのですか?」と聞かれました。へえ、ベジタリアンでもいろいろあるからなあ、と思いながら、「えっと、肉・鳥・魚はダメで、ネギとニンニクはダメなベジタリアンです」というと「オリエンタルベジタリアンですね」とカウンタ嬢。そうかあ、私のベジタリアンはオリエンタルベジタリアンというんだ。と、一人感心してしまいました。

 それで電話で問い合わせてくれたのですが、「あいにく、普通のベジタリアンのしかありません」と言われてしまった。「あ、良いですよ」とは言ったものの、タマネギとか入っていたらどうしよう?と、ちょっと不安になりました。

〇スペシャルミールを注文

  さあ、出国です。飛行機に乗ると、乗務員がチェック用紙を持って、私のところにきました。「スペシャルミールをご注文ですね」と言われて、英語だったけど、ちょっと分かったので、「イエス」と答えました。

 飛行機が飛んですぐに、スペシャルミールの人のところには、食べ物が運ばれてきます。まわりの人は「なんでコイツだメシ早いんだ!」という、怒りと羨望のマナザシを受けるのですが、まあ、そんなことは言ってられない。私は、ネギとニンニクが入っていないことだけを願っていました。

 料理のパッケージのところには「ウエスタンベジタリアン」と英語で書かれていました。そうか、普通のベジタリアンとはウエスタンベジタリアンのことなんだ。また一つ、勉強になったまるまでした。

 料理は、ズッキーニみたいなのと、ハッシュポテト、それにパン、サラダ。ネギやニンニクは入ってませんでした。やったあ。味は上々。すごくおいしかったですよ。

 なんか、聞いたところによると、スペシャルミールの人の食べ物って、普通の人のやつよりいろいろ考えて作られているらしくて、おいしいんだそうです。

 満足の中、台湾に入りました。

〇周遊台湾便利商店

仕事の話は割愛させていただきますね。今回は、新竹というところで、ほぼ軟禁状態だったので、行ったところといえば、近くのコンビニだけ。

 コンビニといっても、あなどっちゃあいけませんよダンナ。日本のよりも密集度が高くて、サークルKはあるわ、ファミリーマートはあるわ、セブンイレブンはあるわで、なんでもあるんです。

 私は、 ちょっと空いた時間を見つけては、 コンビニへと小走りにお買い物。 何を買うかというと、 もちろん、ベジタリアンカップラーメンですがな。台湾はベジタリアン天国だけあって、コンビニでもちゃんと、ベジ用のカップラーメンが置かれているのです。袋入りラーメンも。それを全部買い占めて、となりのコンビニのも全部買い占めて、何件か回って、両手いっぱいになるまで(数百個)買ったけど、全部で日本円にしても8000円にもならないくらいだったのです。台湾の食べ物は安い。うまい。

 それと、コンビニでの楽しみは、 ジャンクフードを見つけること。 特にジュースですな。なんだかわからん、おかゆをジュースにしていたり、豆を豆の形のままジュースにしていたり・・・。結構、遊べます。

これがサークルK
ちょっと見にくいけど、『全家便利商店』と書いてある。あきらかにファミリーマートだ。
暗闇のセブンイレブン
これが、どこのコンビニにでも置いてある。ちょうど、炊飯器みたいなものの中に入っていて、自由に取れる。一個日本円で一五円ぐらい。安くてうまい。でも、漢方くさい。

〇ベジタリアンレストランで大満腹

 2日目の夜、外食しました。新竹の近く、竹東というところで、すごくおいしいベジタリアン料理店があるということで、わざわざ連れて行ってもらったのです。

 台湾はほとんどが、 バイキング形式になっていて、 自分で好きなだけ取って、後で料金を払うシステムですけど、この店は違ってた。日本のレストランみたいに、100種類ぐらいあるベジ料理の中から選んで、 それをみんなでつつきあって食べるのです。

 私は分からないから、連れて行ってくれた人に適当にお願いしていたら、出るわ出るわ。たくさん料理が出てきました。ニガウリを甘い黒い味噌で焼いたやつとか、魚そっくり料理とか、肉そっくりスープとか、出るもの出るもの、全部おいしくておいしくて。

 もう、 おなかはパンパン。 ちょっとでも押したらオヘソから出そうなぐらい、食べました。おいしかった。

 そうそう。新竹で軟禁中に、パンが出てきたのだけど、それが、中に野菜が入っているやつでうまかったです。日本の信州の方面に行くと「おやき」ってのがあるんだけど、 あれがちょうど2倍ぐらいになった大きさのやつです。

 野菜はキャベツ、にんじん、それに肉のマネをしたやつなどが入っていて、これも結構たべた。なぜかおいしくて仕方がなかったのです。

ここが行ったところの看板。自動車で行ったので、どこをどのようにして行ったのか、さっぱりわからないです。
グアバジュース。なぞのジュースが台湾にはいっぱいある。これもなぞだった。
それよりもナゾなのが、このお茶。コゲタ梅に砂糖を混ぜてお茶にする。まっずう〜。
最初に来た料理。白菜が入っていて、肉もどきが入っていて、結構うまかったけど、あんまり覚えていない。
二品目。フクロダケとクコの実、それになんだか分からない青い野菜。これって、ネギにすごく似てるけど、ぜんぜんネギじゃないんです。はい。

来ました〜!お魚もどき。一人一つずつ。鍋の下からは火が出てます。ぼおおおおお。

こりゃ、抜群の味だった。

 黒くて分からないものの中にニガウリが入っているという、正体不明のもの。これも下から火が吹き出ていて、バチバチ、熱いの。
 でも、ナゾにうまかった。

最後にスープ。肉もどきが入っていて、漢方薬の味がする。こりゃうまい。ほかの人よりもたくさん食べてしまった。

このあと、プリンと揚げ豆腐が出た。

〇帰国、その前に地下食堂へ

 帰りの飛行機は、ちゃんとベジタリアンで予約を取ってましたから、もう安心です。

 そうそう。台湾の飛行場って、地下があるんですよ。地下は食堂街になっていて、そこでもベジ料理があるのです。だけど、地下への入り口は非常に狭くて分かりにくくて、こんなんじゃ商売にならないよ。もっと分かりやすくしたら良いのに。

 と思いながら、地下のベジ料理も食べました。 1人当たり170元ぐらいだから、 日本円にしたら700円ぐらい。飛行場にしてみたら、そんなに高くはないですね。でも、飛行場に行く前にラーメンを食べたばかりなんですけど・・・。

 またまた、おなかパンパン。押したらオヘソから出ちゃいそうだ。

あか虫も行った、地下の食堂街。一番目立つところに素食コーナーはあった。
これで176元。安い。うまい。いろんなものがあって、分け分からないけど、すごくうまかった。
真中にあるのは、ビーフン。そしてピーマンに、肉もどきたち。

○帰りの飛行機の中

 飛行機に乗ったら、スペシャルミールですから、例のごとく、みんなよりも早く来ました。そこには『ORVG』と書いてあった。きっと、オリエンタルベジタリアンの略なんでしょう。

 料理は焼きうどんに野菜炒め、肉のような形をした長いもの。それにパンとサラダとフルーツ。結構おいしいんですよ。飛行機の料理って。えへへ。そんなわけで、食べ物ツアーになっちゃったみたいだけど、しっかり仕事もしてきましたからね。

キャセイの帰り道のお食事。オリエンタルベジタリアンなのだ。びっくりしたのは、バターに(ミルクフリー)って書いてある。これって、牛乳も使わないバターってことなのだ。それほど、ベジタリアンに気を使ってもらって、えらいすんまへんなあ。