ウエスタンベジタリアンとオリエンタルベジタリアン
☆やはりまずは五葷を食べるかどうかでしょ☆
どうやらベジタリアンは、世界的に見て、大きく二つに分けることができると思うんです。西洋のベジタリアンと東洋のベジタリアンですね。これは英語でも、西洋を『ウエスタンベジタリアン』、東洋を『オリエンタルベジタリアン』というぐらいですから、やっぱりそうなんでしょう。
それで、なにが違うのかというと、いくつか考えられると思うのですけど、今回はそれを考えていきましょう。
まずは、やはり五葷(ごくん)ですね。五葷とは、ネギ(玉ねぎも含む)・ニンニク・らっきょう・ニラ・アサツキの五種類のことをいいます。
東洋のベジタリアンは、おおむね、五葷を食べないようです。台湾や香港などに行くと、『素食』という看板を出した食堂がたくさんありますが、それらの店はすべて、五葷を含まないベジタリアン料理が出されます。
インド地方では少し違うようですね。日本でやっているインド料理屋さんに行くと、『ベジタブルカレー』ないしは『ベジタリアンカレー』がメニューの中にある店もありますけど、その場合、五葷が使われている場合が多いです(中には五葷の使われていない店もありますけど)。
ではなぜ、五葷がいけないのか。これについてはまたの機会にしようと思うのです。ただ、私の場合思想的な背景よりも、『くさい』とか『味がすごい』という理由で食べないとも言えますけど。
☆乳製品・卵に対してラフかどうか☆
それから、乳製品や卵に関しても、大きな違いがあるようです。東洋のベジタリアンでも、乳製品・卵まで完全に食べずにいるビーガンと呼ばれるベジの人もいます。
でも、インド料理屋でベジタリアンカレーの中に、『卵カレー』が含まれていることがあるように、乳製品・卵に関してはラフなところも多いみたいですね。
その点、西洋のベジタリアンは完全にシャットアウトしています(中には乳製品OKの西洋ベジの人もいるようですが)。以前、飛行機の機内食でウエスタンベジタリアンの料理が出されたことがありますけど、その時に付いていたバターは『ミルクフリー』と英語で書かれていました。
ミルクフリーとは「ミルクが自由」という訳の分からない意味じゃなくて、「ミルクを使っていない」ということですね。それだけ徹底している、ということです。
私の場合、乳製品・卵に関しては非常にラフなので、パクパク食べています。ただ、やはり心のどこかには「いいのかなあ。なんだかかわいそうだなあ」という気持ちが引っかかっているのは、たしかです。
☆フィッシュベジタリアンは西洋から☆
それから、西洋のベジタリアンには、東洋のベジタリアンにあまりいない、『フィッシュベジタリアン』という人たちがいます。つまり「肉は食べないけど魚は食べる」ということですね。
この人たちって、どこまでがOKなんでしょう?イカや貝は食べるのかなあ。まあ、タコは西洋の人たちは元から食べないらしいけど。あんまり知らないです。
う〜ん。こうやって考えると、ベジタリアンっていろいろあるんですね。