食べ物意外にも気を付けなければいけない事

 私は、生まれ育ちは京都で現在ロスアンジェルス近郊のシャーマンオークス市在住です。 私自身はベジタリアンになって丸三年の初心者ですが、ヴィーガンのボーイフレンドと同居を始めて五年半になります。 彼は、十代の頃に精肉工場で働かされて以来、ベジタリアンへ改心し、後ヴィーガンへと前進したそうです。 私の場合、宗教的理由は全くないのですが、やはり動物を残虐するのは良くないとおもうし、自分で殺して食べられないのに、もう既に誰かが切り身にしてくれたから、と言って食べるのは矛盾してると思います。

 今日は、色々思い付いた事を述べたいと思います。

 ベジタリアン、ヴィーガンの生活をする時に食べ物意外にも気を付けなければいけない事がたくさんあります。

<皮製品類>
毛皮はモチロン、羽(装飾に使われたり、服、羽布団、ダウンジャケット等)、服、帽子、靴、鞄、ベルト、ひも、アクセサリー(真珠、珊瑚もですね)、腕時計のベルト、財布等、色々とあげられます。 これらもミンクさん、うさぎさん、牛さん、ワニさん、鳥さん達が着ていたものです。 中には、生きたままの状態で皮を剥がれたりするそうです、、、。 あ、モチロン象牙も。 スポーツ用品だって、皮じゃない野球グローブ、バスケットボール等もあるし、最近ではプロのアイスホッケー選手でも皮じゃないスケート靴を使用してたりするんですもん。 あと、ラケット(テニス等)や音楽楽器も、猫の内臓で出来ているガットや動物の皮や毛が使用されている場合が多いですね。 今のこの時代、たくさんの代用品がありますから。 見つけるのは大変かもしれないけれど、探せば有ります。

<日常生活用品類>
*食器などを洗う時に使うスポンジは、海に住む動物なんです。 ナイロンや化学繊維で出来ているものを使いましょう。

*食器用洗剤、石けん、シャンプー、コンディショナー、ヘアムース、ヘアジェル、髭剃り用クリーム、脱毛クリーム、歯磨きペースト、デオドラント関係、等も、一般に市販されている大手メーカー商品は、殆どの物に動物性原材料含まれています。 グリセリン(Glycerin)類は大抵の場合、動物性油脂です。 植物性グリセリンと明記してあるものを使いましょう。セチルアルコール、ステノールや、これらに似た名称の原材料は、鯨、鮫、イルカ等の油脂です。 あと、ヘアブラシも雄豚の毛を使用している物が多いですね。

*化粧品。 化粧水、クリーム等の基礎化粧品にも、上記のグリセリン、セチルアルコール等、多々入ってます。 コラゲン(動物の脊椎から摘出)、ロイヤルゼリー(働き蜂の喉にある腺から摘出)もちろんベジタリアンには適しません。 口紅、リップクリーム(ほら、唇割れるから使うアレですよ)は、ラノリン(Lanolin=羊の油脂)が入ってる物が多いので、気を付けましょう。 着色剤も、動物性成分を使用している場合があります。
 殆どの香水(特にブランドもの)は、動物性油脂(鯨、鮫、イルカ、アザラシ等)が必ずと言って良いほど入ってます。 クリニークは動物性原材料を使用していないそうですが、、、動物実験もしていないと主張してます、PETA言ってるから真実でしょう(かといって、私は PETA の攻撃的なところには賛成できないところがありますが)。

*医薬品。 既にご存知だとは思いますが、カプセルになっている薬やビタミン剤は、カプセルがゼラチンで出来ている物が多いですね。 消毒液に入ってるアルコールもどんな種類のものなのか、調べる必要が有りますね。 軟膏類は、ステロイド(動物油脂)が入ってる物が多いです。 植物性の物もたくさんありますから、御心配なく。

<アルコール飲料類>
*ワイン、ビール。 ワイン好きの私にとっては非常に残念なのですが、一般市販のワンは、製造過程で何らかの動物性成分、主に isinglass(アイズィングラスという発音で、鰾膠(にべ)という魚の浮き袋から取る皮)や、ゼラチン、卵等)が使われているんです。 有機法で製造されたワイン(オーガニックワイン)は、大抵の物がベジ用です。

ビールに関しては、各国によって色々あるらしいので製造会社に問い合わせてみると良いと思います。 ワインの所で挙げた成分がここでも使用されている場合が有ります。 日本ビールについては詳しく分からないのですが、世界中大抵の場合、缶入りと樽入りビールは大丈夫という事です(ラガーも一部を除きOK)。 アメリカビールでは、有名なブランドでは、バドワイザー(アンハイザーブッシュ会社)とミラーのビールがヴェジタリアン向きです。 因みに、ドイツビールは全てがベジ向きです、というのも原材料が指定されていて(具体的に何か忘れましたが)一切、動物性成分は使用されていないからです。 エールものには殆どのものに上記の成分が使用されているので、原材料を確認する必要があります。 ギネスというブランドは、isinglass を使用してますから、ベジ向きではありません。

*ハードリカー類。 殆どの物がベジ向きですが、一部のモルトウィスキー、ブレンドウィスキー、スペインのブランディーは、動物性成分を使用するシェリー酒が入っていた樽に寝かされてる場合があるので、要注意です。 あと、輸入物のヴォッカの中には、骨炭(?。bone charcol というんですが)を通してろ過されている物があるので、これも要注意ですね。

<その他>
*チューイングガム。 日常生活用品の所で挙げた、グリセリンが多々含まれています。
アメリカのブランドでは、Wrigley's が植物性グリセリンを使用していて、ベジ向きです。

*封筒、切手。 植物性の物質を使用してますので、心配無しです。

*ケチャップ。 うわさでは、ハインツ社(Heinz)のケチャップに血液が使われてい
る、という事でしたが、一切動物性成分は使用していない、という確認が出来ました。 ナチュラルフレーバーも、動物性成分は入ってないという事です。 (このナチュラルフレーバーというのがくせものです。動物性、植物性、両方とも「自然]ですから、、、。) 日本のモノはどうなんでしょうか。

*メイプルシロップ。 豚の脂肪がたっぷり入ってます。 残念ですね。

*写真用フィルム(35mm)。 フィルムの表面の塗装にゼラチンが使用されている場合が多いです。 製造会社に問い合せて見ると良いと思います。 ちなみに、デジカメは完璧にベジ向きですよ!

 書き出すとキリがありません。 ホント、毎日が勉強です。 一言に動物性成分と言っても、鮮肉から乳製品と色々とありますから、各々の判断に任せるしかないですね。 ベジタリアン、ヴィーガンでも色々な段階がありますからね。 The E.G. Smith Collectives 著者の 「Animal Ingredients A to Z」 という本があります。 英語ですがアルファベット順に動物性成分(乳製品から摂取できる物も含む)が列記されているので、役に立つと思います。
厚さ五ミリ程の薄い本なので、簡単にカバンに入れて持ち歩く事が出来て便利です。

amazon.com に置いてるはずです。(海外発送してくれるのかなあ?) あとは、もうご存知だと思いますが、The Vegan Society (UK) のウェブページも非常に情報豊かです。

(提供 ゆなさん)

●3.ゆなさんへの質問

ゆなさんの記事がすごいすごい。質問なんですが。
>>食器などを洗う時に使うスポンジは、海に住む動物なんです。

 これは、海綿の事ですか?これは動物なんですか?

>>メイプルシロップ。豚の脂肪がたっぷり入ってます。 残念ですね。

 わたしは、「エコ」「BIO」とか書いてあるのを、使ってますが、これらも使ってあるでしょか?メイプル・シロップの現在の製造過程で、豚の脂肪つまり、ラードが使われるとは考えもしませんでした。もしかしたら、メイプルシロップの似せた粗悪品を作るときの技とか?(砂糖の煮詰めて、カラメルにラードを混ぜるたか。)
 いずれにしろ、砂糖、蜂蜜を何らかの理由で使えないひたが代用として、メイプルシロップを使う場合もあるので、わたしとしては、突き詰めたいと思いました。知ってる人いたら教えてください。

>>写真用フィルム(35mm)

 現像そのものも、薬品をやたら使うので、(劇薬)環境に悪いとも聞きました。しかも、最近は、写真は、ありがたみゼロのパーティグッズのひとつ。必要な写真だけになるべくしようと心がけてるんですが。

>>ワイン

 特に輸入ワインには、ワインが安定するように、??薬品を入れるようで、のみ過ぎは健康によくないとまで、女性週間誌にさえ書いてあったのをみました。やはり、エコワインがいいんですね。
 確かに、フランスのあるワイン地域に行きましたが(畑ばかりですが)国道ぎりぎりまで畑で、排気ガスかかりまくっていたし、収穫、手入れももし、機械ならガソリンくさい。
 有名ワインより、エコのほうがいいなぁ、とおもいましたが・・・。

(提供 スパイクさん)

質問に答えます

 スパイクさんの質問にお答えしたいと思います。

*スポンジ=海綿です。 海綿は「海綿動物」の略で、海綿動物の繊維状の骨を干して作った製品の事です。

*メイプルシロップ。 残念ながら、私は日本の製品にはあまり詳しくありません。 世界中共通して言える事は、原材料を正確に明記していない場合が多々あるので、製造会社に問い合せて見ると良いと思います。 消費者には「知る権利」があるし、製造会社側は「うそを言うと法律違反」という立場ですから、間違った情報が手に入ると言う事は、まずないと思います。 が、詳細まで述べてくれない場合がありますので、各々の判断が物言うわけですね。

リプトンの紅茶がこのカテゴリーに属するみたいです(前回のemailで書き忘れました)。前回のemailでも紹介した、The E.G. Smith Collectives 著者の Animal Ingredients A to Z に書いてありました。「リプトン社の紅茶の色付けの段階で、動物性成分、特に血液が使用されている」といううわさがあり、リプトン社に「段階にこだわらず、リプトン製品の中に動物性成分を使用しているのか否かを、明確にして欲しい」と質問したところ、「弊社の製品の原材料は、全てがFDA(米国食品医薬品局)認定のモノを使用している」という返事が返ってきた。 FDA認定成分にはモチロン動物性も含むわけで、この答えではあやふやです。 で、「原材料名を列記して欲しいわけではなく、動物性成分を使用しているのか、もしそうならば、どの商品に入ってるのか、教えて欲しい」ともう一度お願いしたところ、「弊社の紅茶の色付けの段階では、動物性成分は使用していない」という答えでした。 これでは、色付け段階以外の所で使用しているのかどうか、不明確です。
 だから私達はリプトン紅茶、飲みません。 前回もお話したように、「ナチュラルフレーバー」が非常に曲者です。 動物も植物も「ナチュラル=自然」なんだもん。

*写真の現像液、ワインの薬品、もっともですね! 昔からワイナリーに訪れてみたい、と思っていたんですけど、幻滅です。 有機法製造のオーガニックワインの事を、エコワインというのですか? 本当に完璧に葡萄を楽しめるお酒は、ブランデーですね。 (やったー!ブランデーだぁいすきっ!)

*環境に悪いという点では、前回お話した一般市販の日常生活用品類の多くは、自然界に流れた後、自然分解出来ない物が殆どです。

*調味料。 やっぱ、明記してないと危ないですよ。 中でも、アミノ酸が頻繁に含まれてます。 植物性アミノ酸、とかかれてない限り、動物性です(死んだ動物)。

*ベジチーズ。 乳性品OKの方には問題無いんですけど、しっかりと casein (ケイスィンに似た発音なのですが、日本語では、カゼイン或は乾酪素、というみたいです)という牛乳成分が使用されています。 ヴィーガン用にVegan cheese というのがありますよ。

(提供 ゆなさん)

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