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タケノコの煮物

 タケノコが大量に来ました。バンザーイ。というわけで今回はアク抜きから参加です。
 まず、皮のついたままのタケノコを水洗いして、包丁で切れ目を入れます。ザクザクって中のおいしいところくらいまで。

 大鍋にたっぷり水を入れて、ヌカを入れて、沸騰させる。もしあれば牛乳とお酒を入れると、すっごくまろやかにアク抜きができます。
 そこにドボンとタケノコを入れて、50分ほどグツグツ。アクが出てきたらオタマですくって、すくって、すくって。

 50分たって火を止めたら、ここでタケノコを出してはいけません。このままじっくりと一晩くらい置いておくのです。その間にお湯が冷めていって常温になるです。これが大切。おいしくアクが抜けるコツです。これをしないとエグミが残ってしまう。

 朝になったら、さあタケノコの煮物を作りましょう。タケノコご飯もいいし、タケノコのパスタもいいし、タケノコ使った八宝菜もいいし、茶碗蒸しの中にタケノコ入れてもいいし、山菜とタケノコでお吸い物作ってもいいし〜。
 でも、やっぱり煮物でいきましょう。

・タケノコの煮物

1.アク抜きしたタケノコを切ります。先端のほうはちょっと大きめに、お尻のほうは薄く。あと、いっしょに入れる具。わらびなどの山菜があれば、それ入れたらおいしいし、ごぼうなどの根菜類と混ぜてもいいです。ただ、ちょっと油があったほうが
おいしく思うので、薄あげか厚あげといっしょに煮るとおいしいです。今回は厚あげがあったので、これを利用。普通、あげは油抜きをしますが、私は、こういう場合は「肉を使わない分を考えて」、油抜きをしません。これが正しいのかどうかは知らないけど。
2.具がひたひたになるくらいの、ちょっと少なめの水を鍋に入れて、昆布だしとしいたけだしでだし汁にします。沸騰したら、タケノコと厚揚げを投入。
3.薄口しょう油とお酒、みりんで味付け。タケノコの味を引き出したいので、普通の煮物よりも断然に薄味にします。これは好みだけど。15分くらい弱火でコトコトして、火を止めます。
4.ここでもポイント。そのまま常温になるまで鍋の中に入れたまま待ちます。待ってる間に、タケノコの中にジワーって味が染み込んで最高の状態になるわけですね。

 さて、いただきま〜す。

 ザク、ザク、ザク、ザク。ほぐほぐほぐ、ほぐほぐほぐ。
「おおぉ!あっまあぁい」
 甘みがね、すごいんですよ。なんかトウモロコシを食べてるみたい。それでいて繊維質がシャリシャリ、シャリシャリしてて、すっごい。
 スーパーで水煮して真空パックしてあるのもおいしいのだけど、こういう採れたてのタケノコは味が断然違うのです。苦労してアク抜きして、料理しただけの甲斐はあるです。

 繊維質の新鮮さが違うんですね。だから歯ごたえが、すごい。ものすごい歯ごたえがあるくせに、サクサクサク!って切れていくんです。それも一箇所だけじゃなくて、噛んだすべての場所がサクサクって感じで。
 そして味も。タケノコのほろーリとした苦味があるにもかかわらず、そこにトウモロコシのような甘みがあるんですから、たまんない。その甘みもね、砂糖を使った「甘みを追加しました」という感じじゃなくて、タケノコの中からジュワーって出てくるんです。これがもうたまらない。

 朝からどんぶり一杯食べてしまうのでした。